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韓国積層製造会社協会（K-AMUG、チュ·スンファン会長）が金属で積層製造（3Dプリンティング）したジェットエンジンを搭載して垂直離着陸（VTOL）が可能なドローン製作に乗り出す。

K-AMUGは2月24日、蔚山市にある蔚山ベンチャービルと蔚山ドローン空域で「3Dプリンティングジェットエンジン100kg級（usefulload）ドローン製作事業」と試演会を開催したと発表した。

この日のイベントにはスマートモビリティなど様々な分野の関係者が出席した中、△3Dプリンティングジェットエンジン推進ドローン開発の必要性および適用案セミナー、△垂直離着陸自律飛行機モデル（LTE5G適用）、小型ジェットエンジン装着1.7メートル級ドローンおよび3Dプリンティングジェットエンジンの試演、△実際の飛行機に装着できる300N級ジェットエンジン2機の試演などが行われた。

世界的に垂直離着陸（VTOL:Vertical Takeoff and Landing aircraft）ドローンの商用化が盛んに行われている中、特に都心で運営可能な電気動力垂直離着陸（eVTOL）ドローンが脚光を浴びている。

このようなトレンドに合わせ、K-AMUGは積層製造を通じてジェットエンジンを製作し、これを装着する試作品として1.7m級ドローン「eVTOL」を完成し、試験飛行を行っている。

このドローンの最大の特徴は、電気動力はもちろんジェットエンジン性能を追加したハイブリッド方式で高速·長距離運用が可能で、軍事用ドローン、スマートモビリティ、エアタクシー、医療用患者移送などに適用できるという点だ。

現在、2kg以上の積載が可能で、積層製造を通じて製作された既存ジェットエンジンはメンテナンスが単純で、国内技術で製作されたため、部品供給が安定的だ。

K-AMUGは、「3Dプリンティングジェットエンジン推進ドローン」を商用化するため、今回の説明会でスマートモビリティ、エアタクシー、衣料品輸送などが可能なプロジェクト推進を提案した。 目標は5-100キロの重量を搭載して1-2時間ほど飛行できる垂直離着陸ドローンの開発だ。 積層製造の長所であるDfAM(積層製造特化デザイン)による機体軽量化も同時に推進する計画だ。

代表的なeVTOL応用分野として直衝突型小型ドローンがあるが、これは核心標的に対する精密打撃が可能で、軍需支援物品も輸送できるため、全世界的に開発および導入が増加している兵器システムだ。 これを受け、韓国も国防科学研究所傘下の軍民協力振興院が主導し、LIGネクスウォン主管で500グラム級の直衝突型小型ドローン開発事業を推進しており、軍の試験評価過程などを通じて、21年から段階的に戦力化する計画だ。

これに先立って、K-AMUGは韓瑞（ハンソ）大学とドローン、3Dプリンティング会社とコンソーシアムを構成して3Dプリンティングジェットエンジンを国内で初めて開発し、5基以上のジェットエンジンを保有して運用技術を確保している。 協会は3Dプリンティングを活用して1人用電気飛行機の軽量化を進めており、軽量化された航空部品の製作、重工業部品の納品などを推進している。

一方、今回の実演会の映像はユーチューブで韓国積層製造使用者協会を検索すれば見ることができる。

朱昇桓（チュ·スンファン）会長が積層製造ジェットエンジンドローン製作事業説明会で発表している。